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 院長のあいさつ

このたびは、ホームページをご覧くださり、誠にありがとうございます。 

当院は、これまで微力ではありますが、診療所として約100年近く地域の皆様の健康に貢献できるよう努力してまいりました。今後も地域のかかりつけ医として、これまでの経験を生かしつつ、更に医療技術の日進月歩の進歩に対応できるように病院と連携し、地域医療の担い手として微力ながら皆様へより良い医療をご提供できるよう、日々努力を重ねてまいります。

院長 原田 直太郎

 院長の徒然コラム

まちなか映画祭に行きました(平成31年2月)

先日、新城市で開催された「まちなか映画祭2019」に行ってきました。私が足を運んだ日には300人程の方がお見えになっていたようです。文化会館を会場に映画の上映が行われ「君よ憤怒の川を渉れ」という40年以上前に製作された映画を鑑賞しました。

主演は高倉健、共演は中野良子、原田芳雄というキャスティングです。予想外のストーリー展開が続くアクション映画で、昔の映画ですがとても面白かったです。やはり高倉健さんの演技や人柄からにじみ出てくる独特の雰囲気は他の役者が真似できるものではないですね。この映画は、私が普段観る映画とはジャンルが異なるのですが、娯楽映画もよいものだと思いました。先月も映画を見に行く機会があり、2ヶ月続けて映画鑑賞できる機会はめずらしく、とてもリフレッシュできました。鑑賞する2時間半の間、作品に没頭できることがよいのかもしれません。

まちなか映画祭という面白い企画を立案・運営されている実行委員のみなさんに感謝し、さわやかな気持ちで家路につきました。     

明けまして、おめでとうございます(平成31年1月)

みなさま、明けましておめでとうございます。

昨年暮れの天皇陛下のお言葉に、とても感動しました。ご高齢での公務はとても大変であったのではないかと思います。そして美智子様への温かなお言葉もとても印象に残りました。

私は、年末年始の休みを利用して、映画を観に行きました。世界中で大ヒットした「ボヘミアンラプソディー」です。私はビートルズ世代で、クイーンの曲はあまり聞いたことがなかったのですが、映画を観て、素晴らしいグループであったのだと感激しました。イギリスで一番人気のある曲がビートルズの「ヘイジュード」をぬいて「ボヘミアンラプソディー」であることを映画を観て納得できたように思います。

一年を振り返って(平成30年12月)

今年一年いろいろなことがありましたが、患者様との別れが心に残っています。往診に伺っていた患者様の看取りをしたことや、病棟の転換により他院へ転院いただくこととなった方など様々です。いつも感じていることではありますが、地域医療は多くの関係者の方々の協力により成り立っていることを、あらためて実感した一年でした。


また、病棟を介護施設に転換することで、時間にゆとりが持てるようになりました。自身の健康に気を配り、医師としてこれからも活躍するとともに、今後の人生をどのように充実させていくのか興味は尽きません。加齢とともに衰えていくものですが、その中でまた輝くものがあるように思います。年を取るのも悪くないと思うようになった今日この頃です。

クラス会への参加(平成30年11月)

  先日、大学時代のクラス会へ参加してきました。今回のクラス会は、亡くなった同級生をしのぶ会でした。彼は精神科の医師で、肝臓疾患で亡くなりました。クラス会の幹事より彼の著書を頂いたので、早速読ませていただきました。


「統合失調症治療の再検討(評論社)」という本で、最初に「わたしは昔から自ら行っている精神医療に違和感をもっていた。精神科医のみならず、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理士など、精神医療に携わる者は皆、自分の医療行為に疑問をもったことがあるのではあるまいか。」という言葉で始まり、精神疾患の治療についての難しさが述べられていました。


いろいろな治療法について検討されていますが、カウンセリングについては面白いことが書かれていました。精神科医は、カウンセリングを療法士に任せて自分ではしていません。有能なカウンセラーは「赤提灯つまり居酒屋の親父」であるとのことでした。なじみの客の話を聴いてあげて、アドバイスするといったようなことを毎日繰り返しているのですから、確かにそうかもしれません。私は、内科医ですので、精神科医とは違いますが、患者さんの馴染みとなり、診察の際に、ひと息つかせてあげることができるのは同じだと思います。


彼も健康であれば、日々葛藤しながらも、まだまだ仕事ができただろうと思います。彼の無念さを思いつつ、ご冥福をお祈りします。        

災害への対策(平成30年10月)

台風24号は、各地に様々な被害を与えましたが、当院も例にもれず3日間の停電を経験しました。小型の発電機でパソコンを起動させ電子カルテを開き、非常用のランタンや懐中電灯で明かりを確保し、なんとか診療を続けることができました。

2階や3階では貯水槽のポンプが起動しないため断水となり、職員が1階まで水を汲みに行かなければなりませんでしたし、冷蔵庫も使えず食料や医薬品の管理も大きな問題となったようです。

3日間も続く停電は、これまで経験がありません。とても不自由だったと同時に精神的にも疲労が大きかったように感じます。これまでも、災害に備えてきましたが、今回の経験で問題点や改善すべきことが多く見つかりましたので、今後に備え十分な備えをしたいと思います。

病棟についてのおしらせ(平成30年9月)

平成30年度診療報酬・介護報酬改定にて、介護療養型病棟の廃止が決定されたことを受け、当院2階の病棟を現在3階にて運営するグループホームの施設へ転換することを決定いたしました。

サービス提供の開始時期は来春を予定しており、11月より改修工事を開始しいたします。なお、詳細につきましては、追ってお知らせいたします。

この度の決定により、多方面の方々にご迷惑をおかけいたしますが、診療所ならびに介護保険施設として地域に必要とされるよう、今後も努力してまいりますので、変わらぬご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

訪問診療にとりくむなかで(平成30年8月)

現在、地域医療として在宅医療に取り組んでいます。外来診療の合間と、木曜日の午後に訪問診療の時間を設け約20名の患者さんの自宅やグループホームへ伺っています。

私の父は、午後は往診専門で午後3時~8時頃まで毎日往診に出ていました。その姿を見ていましたので、私は故郷へ帰り診療所を継いだ後も、往診をすることに抵抗は無く、むしろ楽しみとなっています。たしかに十分な治療が施せない場合もありますが、訪問看護師やケアマネージャーさんの協力を得て、在宅での療養を希望する患者さんやその家族の助けとなり、地域の医療に貢献したいと日々考えています。

先日、訪問診療に伺っている患者さんより本をいただきました。その本は、患者さんが生まれてから現在までのことを書かれた「私の生涯」という自叙伝でした。拝読させていただいた際には、波乱万丈の生涯において、人を非難しないこと、恨み節がないこと、生涯を通して信念を貫き責任を持って生きてきた姿に感心し、清々しい気持ちになりました。

素敵な自叙伝を書き、ご夫婦でそれについて話し合えるということが、この患者さんにとってかけがえのない時間なのだとわかり、ほほえましく感じました。

私もこういった自分史を書いてみたいものだと思います。


介護に関する、おすすめ書籍(平成30年7月)

今回は、最近読んだ本のなかから、興味深かったものを2冊紹介します。

1冊目は、「看る力 アガワ流介護入門 (文春新書)」という本です。阿川佐和子さんと高齢者医療の第一人者である、よみうりランド慶友病院会長の大塚宣夫先生が、理想の介護法、理想の老後を語り合う対談形式の本です。阿川さんは、作家、エッセイスト、キャスター、さらには女優として幅広いジャンルで活躍なさっていますが、私生活では、父・阿川弘之氏の最晩年に病院に付き添い、いまも認知症のはじまった母の介護を続けていらっしゃいます。そこで得た教訓についてもこの本で語っておられます。

老後に向けての準備として、「定年後の夫は新入社員と思え」男性は炊事洗濯など、ひとり暮らしができるように訓練しておくことが重要です。また「恋は長寿の万能薬」ともおっしゃっています。おしゃれをすることや、恋をすることは若返る秘訣かもしれませんね。患者様のなかにも、一人住まいをなさっている方はたくさんおられますが、みんなさんとても頑張っておられます。

もう1冊は、「モア あるデンマーク高齢者の生き方(ワールドプランニング社)」という本です。デンマーク人と結婚した日本人妻が、義母の生き方について書いた本です。デンマークの方が大切にしていることは、最期まで自分の生き方を自分で決めることだそうです。デンマークの女性は自立しており、男女の分け隔てなく女性も自分の意志と力で家庭を築き、社会に貢献し、自分を磨き、自分の人生の総まとめとして、老後を全うするのだそうです。老後は、家族が面倒をみてくれるという日本的な考えとは異なり、福祉の援助を受けながら老後を全うする国なのだそうです。

日本人が考える家族とは、少し異なる社会なのだと感じました。どちらにも良いところ、悪いところは、あるのだと思いますが、とても考えさせられた1冊でした。

市民公開講座を拝聴して(平成30年6月)

先日、「糖尿病と認知症の予防」というテーマで、医師会主催の市民講座が開催されました。京都の先生をお招きし、2時間にわたり講演いただいたのですが、隣席した方とゲームをするなど、笑い声の絶えない愉快な講演で、とても楽しく拝聴し勉強になりました。

講演いただいた先生は、著書も多く、私がとても尊敬している方で、以前より新城市で講演いただきたいと考えておりました。1年ほど前に手紙を書いたのですが、ご多忙な先生ですので、今回やっと講演が実現した次第です。

講演には話し方や、間の取り方が大事なのですね。私も講演の機会をいただく事がありますが、同じようにはとてもできません。学ぶこと、共感すること、楽しむこと、多くの収穫を得た講演会でした。

先生は、現在でも肥満についての研究をされながら、講演会に飛び回っていらっしゃるようです。先生の研究テーマである肥満に関して、

ここで一句 

「 腹いっぱい、この気持ちが諸悪の根源 」 

 直太郎 こころの俳句

観劇(平成30年5月)

5月の初め、ゴールデンウィークを利用して、名古屋へ演劇を観に行きました。「沈香 名古屋空襲 焔の記憶」という舞台で、「戦争を語り継ぐ演劇公演 第5弾」として、東文化小劇場という300人程が入る小ホールで公演されました。

二次世界大戦中の学徒動員で名古屋の航空機製作工場に動員された若者とその家族を中心に展開され、戦時中の国民の意識の異常性、生き抜くことの大変さをまざまざと見せつけてくれる舞台でした。有名な俳優の出演はありませんでしたが、名古屋で活躍する演劇人の作品への思いや、情熱を強く感じました。なかでも、企画・構成から出演・演出までをこなしていた御年80歳を超える伊藤敬さんには驚かされました。

どのような時代であっても、人間の優しさや、品格は大切なものであり、失ってはならないのだと思います。時を重ねても過去の出来事を語り継いでいくことは大事なことなのですね。

平和を願う(平成30年4月)

 先日、97歳の元日本兵、「今、語るべきことを語る ニューギニア戦線での体験 」という講演を聴きに行きました。講演は対談方式で行われ、貴重な戦争の体験を聴くことができ、充実した時間を過ごしました。戦争体験を語るのは大変なことだと感じましたが、後世に語り継ぐことの大切さも実感しました。

 今回の講演を聴いて、少し前に読んだ「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」という本を思い出しました。194411月の第一回の特攻作戦から、9回出撃し「必ず死んでこい!」と言われながら、命令に背き、生還を果たした特攻兵の話です。特攻という方法を選ばなければならないほど、悪化した戦況下での兵士や家族の苦悩や政府による報道規制・言論統制など戦時中の異常な状況がよくわかる書籍です。著者は作家であり、脚本家の 鴻上尚史 氏です。興味を持たれた方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

 世界情勢はめまぐるしく変わりますが、日本はいつまでも「不戦の国」であって欲しいと強く願います。


息子からのメール(平成30年3月)

普段、あまり連絡をしてこない息子から、メールが届きました。久しぶりだなと思いながらメールを開くと、私に本を勧める内容でした。私は、早速、本屋へ出向き、息子に勧められた「イン・ザ・プール」奥田英朗 著 を購入し読んでみました。

 伊良部一郎という、とても変わった精神科医が登場し、ユーモアのある風変わりな治療によって、病の苦しみを何気なく、明るく解決してゆくといった内容の短編が詰まった本です。本当に面白い内容で私も誰かに勧めたいと感じる本でした。このシリーズは3巻あるのですが、ぜひ3巻続けて読んでみていただきたいです。

 今回、三男(35歳)が本を勧めてくれたこと、それを読んで面白いと同じ本に共感できたことが、本当にうれしかったです。やはり親子は感性が似ているのだなと実感しました。考えてみれば、音楽が好きなこと、そのジャンルも似ていることなど多くの共通点があるのです。年を経ることで、親子の関係も熟成していくように感じました。

 最近は、年を取るということは、楽しいことも多いように思えて「百歳の人生も悪くない」と思える今日この頃です。

皆さんに紹介します(平成30年2月)

先日、本屋にて目にとまり購入した本がとても面白い本でしたので、皆さんに紹介したいと思います。

今回ご紹介するのは、「ランチ酒」 原田ひ香 著 (祥伝社)という本です。

主人公は「見守り屋」という職業で、営業時間は夜から朝まで、客から依頼が入ると人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守るというものです。そんな主人公の唯一の贅沢は仕事を終えた後の「ランチ酒」です。夜から翌朝までの仕事なので晩酌ではなく「ランチ酒」となるわけです。

その設定と食事やお酒の解説が面白く、人情があふれる街、人々との交流など温かなものも感じられます。店をみつける楽しさと、お酒を飲む喜びを共に感じられる本です。


私もお酒は、嫌いではないので、ランチとお酒に癒される主人公に共感できることも多く、ビール片手に楽しく読み終えた一冊でした。とてもユニークで、面白い作家です。みなさんも読んでみてはいかがでしょうか。

本年もよろしくお願いいたします(平成30年1月)

あけましておめでとうございます。

昨年は楽しいこともあり、悲しいこともあり、そして様々な出会いがありました。

今年も新たな気持ちで励みたいと思います。本年もよろしくお願いします。

昨年より、木曜午後の診療を非常勤の先生にお任せし、その時間を往診に専念できるようになりました。それ以前も、往診へ出向いていたのですが、まとまった時間を設けることができるようになり、安心して往診の依頼を引き受けられるようになりました。仕事のスタイルが変わりましたが、とても充実感があります。

そのような日々のなか、長尾和宏先生の「痛い在宅医」という本を読み衝撃を受けました。この本は、在宅医療の現場での医師と患者さん家族の思いのすれ違いなど、在宅医療の光と影を描いたドキュメンタリーです。在宅医の在り方について、とても考えさせられました。

医療は医師だけでなく、他職種の方々の協力、患者さんやご家族の理解など、多くの方の協力で成り立っています。誰もが充実感を持って過ごせたらよいですね。